今年はコロナウィルス感染拡大が少しずつ減少してきているところですが、5月の自治実践会総会は自治会長のみの出席で3年ぶりの総会開催となりました。さらに、この総会は自治実践会(会長:小田倉)と社会福祉協議会(会長:折笠)の役員を分離した最初の総会となり、今後は各々の役員で業務を定め、地域発展のためにその役割を果たしていきたいと考えています。
8月の「国田夏祭り」は今年で16回目を迎えることになりますが、コロナの感染拡大により、令和2年から3年連続で中止としたところです。また、10月開催予定の「市民運動会」も、令和元年の台風19号による中止に続き、コロナ禍のため令和2年度から4年連続で中止としたところです。このような行事中止の中で、9月には敬老会の名称を改めた「福寿のつどい」が実施され、暗闇の中の一筋の光のような行事開催となりました。
一方、七ツ洞公園の脇のJAグループ茨城教育センターにサッカーコートが2面ができることになり、令和4年12月完成を目指して造成が行われています。これはJA中央会と茨城県サッカー協会が業務提携して人工芝や照明設備を備えた本格的な施設で、教育センターの研修棟・宿泊棟・食堂などと合わせたサッカーグランドは、茨城県で唯一の存在である、とのことです。ここが、サッカー場利用者だけでなく、水戸市災害避難拠点としても利用できることになっています。令和元年の台風19号による水害では400名以上の方が避難してほぼ満杯の状況でした。今後は、七ツ洞公園来場者とサッカーグランド利用者の相乗的な効果が、国田地区の人口流入の増加につながり、やがて国田の活性化に役立つものと期待しております。
令和4年10月
水戸市国田地区自治実践会
会長 小田倉 康家